某月某日
昼にひとりで訪問
野菜天ぷらざるうどん 600円
ネットで調べたら製麺工場に併設されたうどん屋さんがありました。
これはちょっと期待できるかと思い、夏の暑い日に訪問しました。
暑さで頭がぼけるような日だったです。
値段も手ごろなんで、野菜天ぷらざるうどんを注文。2~3分で呼ばれます。
けっこう多いうどんに野菜の天ぷらが5~6個ぐらいだったでしょうか。
いつもの通り最初に天ぷらを一口食べてがっかり。もちろん揚げ置きです。
温かいうどんに乗せるなら充分なんですがね。まあ値段も立ち食い並みですから。
ここから程近い小松の有名蕎麦店の天ぷらもがっかりでしたが、ここは期待値が低い。
で、さほど期待もせずにうどんを一口つるつると飲む。うまい、これはうまい!!
いやいや、正直小松うどんを嘗めてました。本物はここまでうまいのか。
麺はもちもちの弾力ある麺。表面つるつるでノド越しも絶妙。
噛まずにノド越しを味わいたい。いやいや、噛んで歯ごたえも楽しみたい。
つけ汁もそこそこ辛い(塩分濃度が高い)ですが飲み込むジャマはしない。
たぶん、ちょっと強目の甘味のせい。三温糖の多い関西風です。
この甘味の強いつけ汁がうどんに合う。ざるうどんのためのつけ汁です。
おそらく、見た目と違い蕎麦には合わないでしょう。
量も多くて300gはあります。次回はシンプルなざるうどんを食べたくて価格を確認。
おお、たったの480円。大盛でも+100円の580円。もっと高くても通いたい。
え、え、えーッ!
つーことは野菜の天ぷら5個で120円なの。こんなの文句いったら罰が当たる。
諸々考えればほぼ原価じゃん。ナスと芋はあったのですが他にも何種類かありました。
この天ぷらはサービスですよ。讃岐系のチェーン店のようにトッピングで儲けようと思ってない。
お客さんにうどんをたくさん食べて欲しいけど、うどんだけじゃ飽きるでしょ。箸休めにどうぞ。
そうやってほぼ原価で提供してるんでしょ。
この心意気が好き。私のような商売人とは違う。
客層は近所の農家の60代の女性。畑仕事と家事の合間に食べに来てる。
しかも多目のうどんに当然のように天ぷら付で。恐るべし。
めん塾